極上のしつらい

薄っぺらな私が「極上のしつらい」などと、生意気にも表現していいものやら・・・
国立国際美術館で開催中の[杉本博司 歴史の歴史]は素晴しかった。

凄いお茶席に招かれたような気分で、なんだか足が宙に浮いたまま状態で極上のアートを御馳走になった。

内容を書き連ねると、エライことになるので、シビレた[極上のしつらい]をちょこっと紹介

 モノクロで荒い画像の月面の写真 古布で掛け軸にしつらえてある 
 軸の前に置かれた白木の三方には、うやうやしく月の石がのせられている

 瑠璃色の古代ガラス玉(古墳時代3−7世紀)が室町時代(14世紀)の経箱に入っている
 経箱はライトボックスに仕立てられてあり、暗い照明の中で経箱から瑠璃色の玉が光る

 静電気を直にフィルムに焼き付けたという放電場シリーズの部屋の奥には、鎌倉時代の雷神像が・・・

 こっ・・こんなところに!フランシス・ベーコンの絵が・・・
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ちょこっとと言いながら、ついつい書いてしまいましたが、まだまだ、こんなもんじゃありません!!
見逃している方は是非っ!と勧めたいけど・・あと2日・・会期は7日(日)迄です。

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ギャラリーびー玉 ⇨ 国立国際美術館 ⇨ g r a f ⇨ カンガローポーシェ とかけ巡ったこの日
カンガローからの帰り道 7時頃の夕陽 日が長い!!!!
by macokuma | 2009-06-06 00:18

作品紹介/日々のあれこれ

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