2009年 03月 08日
なら国際映画祭
来年(平城遷都1300年)『第1回なら国際映画祭』の開催を目指してのイベントです。
宗教学者の山折哲雄さん 脳科学者の茂木健一郎さん 映画監督の河瀬直美さん
お三方のトークセッション[祈りの時代を考える]は、とても面白かった。
まず山折さんの「釈迦の出家は、家出だったのでは?」という話から始まり、ご自分のアウトロー的な部分をチラつかせながらの丁寧なお話しぶりは素敵でした。
茂木さんは、山折さんの話を受けて「マリアが父親の存在を隠し続け・・・」と、話を切り出し、「イエスも釈迦も特別じゃないんだぜっ」とポニョポニョしながら吠えてた(笑)。
茂木さんに「この人は蜘蛛女なんだよなー」と言われてた河瀬さんは、さすがの映画監督ぶりを発揮して、トークを仕切ってはりました。
その他、盛りだくさんな内容で書ききれませんが、楽しくて、濃くて、何よりも奈良に素晴しいエールを送っていたと思います。大好きな奈良で、地味でも(笑)ステキな映画祭が生まれる事を期待します。
最後のプログラムは、監督とプロデューサーを招いての南アフリカの映画『 M Y S E C R E T S K Y 』の上映。トークセッションの内容が呼び起こされる所が随所にあり、いい映画でした。
出演している子供達が素晴しかったなぁ〜。そしてちょっぴり映画祭のムードを味わいました。
ビーズのシマウマは、南アフリカのもの。南アフリカに住む、どんな人が作ったんやろーー。
by macokuma
| 2009-03-08 10:36